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『『物質と記憶』を解剖する』について、日仏哲学会会誌『フランス哲学・思想研究』北海道大学の村松正隆さんによる書評が掲載されました。こちらでお読みいただけます。


近刊! 

ベルクソン『物質と記憶』を診断する

——時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開

 

平井靖史・藤田尚志・安孫子信 編
2016年11月に開催された第二回国際シンポジウム(PBJ通算第八回)の論集、『解剖』の続編となります。

 

拡張ベルクソン主義宣言! 第二弾

時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』を、隣接諸領域の最新成果と接続しつつ現代的に読み解く野心的試み。そのさらなる展開! 

目 次

序論……平井靖史

第1部 読解の諸問題

潜在性とその虚像――ベルクソン『物質と記憶』における潜在性概念……村山達也
『物質と記憶』と形而上学の直観的再興――純粋理性の第四誤謬推論と第一・第二アンチノミー……カミーユ・リキエ(天野恵美理訳)
《コラム》「永いあいだ客として遇されてきた異邦人」――リキエによるベルクソン的カント主義解釈をめぐって……藤田尚志
記憶の場所の論理――『物質と記憶』における超図式論と憑在論……藤田尚志
過去は何故そのまま保存されるのか――『物質と記憶』の記述の多層性について……檜垣立哉
《コラム》記憶力の二形態……村山達也

第2部 心と時間

ベルクソンにおける在ること・夢見ること・見ること……バリー・デイントン(木山裕登訳)
《コラム》いかにして記憶は感覚を生み出すのか――形相からの質料の「発出」……清水将吾
〈時間的に拡張された心〉における完了相の働き――ベルクソンの汎質論と現象的イメージ……平井靖史
《コラム》心の出現――散逸構造と持続……永野拓也

第3部 科学との接続

『物質と記憶』と深層学習……デイヴィッド・クレプス(齋藤俊太訳)
空間的神経表象から時間的圧縮過程へ……太田宏之
《コラム》直接実在論と神経上の時間圧縮についてのベルクソンの議論――デイントン教授と太田教授へのコメント……マイケル・R・ケリー(山根秀介訳)
記憶力と脳――ベルクソンの誤り……ジャン=リュック・プチ(原健一+田村康貴訳) 
ベルクソンの第一の記憶を理解する試み――フロイトの記憶論と知覚失認(精神盲)の自験例を導きの糸として……兼本浩祐
《コラム》エーデルマンとフロイト、そしてベルクソン……三宅岳史

第4部 芸術・道徳への展開

現在の脆さ――ベルクソンと河原温……ユリア・ポドロガ(持地秀紀訳)
《コラム》芸術の現在と時間の隘路……増田靖彦
生への注意――『物質と記憶』における道徳性の進化……マイケル・R・ケリー(山根秀介訳)

人名索引・事項索引

 

アマゾンの商品ページ


-----book information-----

Yasushi Hirai, Hisashi Fujita, Shin Abiko (eds.),

Berukuson Busshitsu to Kioku wo Shindan suru: Jikan Keiken no Tetsugaku, Ishiki no Kagaku, Bigaku, Rinrigaku eno Tenkai (Diagnoses of Bergson's Matter and Memory: Developments toward the Philosophy of Temporal Experience, Sciences of Consciousness, Aesthetics, and Ethics)

Tokyo:Soshi Shinsui, 2017.


ベルクソン『物質と記憶』を解剖する

―― 現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続

 

平井靖史・藤田尚志・安孫子信 編

 

ポール=アントワーヌ・ミケル(米田翼訳)/三宅岳史/ジョエル・ドルボー(木山裕登訳)/藤田尚志/合田正人/スティーヴン・E・ロビンズ(岡嶋隆佑訳)/河野哲也/檜垣立哉/セバスチャン・ミラヴェット(山根秀介訳)/平井靖史/バリー・デイントン(岡嶋隆佑訳)/岡嶋隆佑/伊佐敷隆弘/エリー・デューリング(清塚明朗訳)/郡司ペギオ幸夫

 

書肆心水、2016年11月


Amazon に掲載されております。

書肆心水ホームページ内特設ページにて、詳細目次・索引のほか、藤田尚志さんによる「はじめに」平井による「序論」の一部を読むことが出来ます。平井の序論では、『物質と記憶』が現今の状況でなぜ脚光を浴びることになっているのかについて、できるだけ分かりやすく書きました。一読いただければ幸いです!

編著者紹介(詳細版)ダウンロード

 

実際の本では、スペースの都合で簡略版のみ掲載しております。詳細版をこちらでダウンロードいただけます。

 

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正誤表PDFファイル(2017.08.15現在)

 

書評 NEW!

 

(2017.09)日仏哲学会会誌『フランス哲学・思想研究』北海道大学の村松正隆さんによる書評が掲載されました。こちらでお読みいただけます。

 

(2017.02)週刊読書人にて、和歌山大学の小関彩子さんによる書評をお読みいただけます。こちらから。

 


-----book information-----

Yasushi Hirai, Hisashi Fujita, Shin Abiko (eds.),

Berukuson Busshitsu to Kioku wo Kaibou suru: Gendai Chikaku Riron, Jikan-ron, Kokoro no Tetsugaku tono Setsuzoku (The Anatomy of Bergson's Matter and Memory: Connections with the Contemporary Theories of Perception, Mind and Time)

Tokyo:Soshi Shinsui, 2016.