NEW!

【翻訳】ベルクソン『時間観念の歴史 コレージュ・ド・フランス講義 1902−1903年度』(藤田尚志・平井靖史・岡嶋隆佑・木山裕登 共訳)書肆心水

が発売されました。

Amazonへのリンク

Hontoへのリンク

 

新しく発見された口述筆記記録に基づく新資料。脂ののった時期のベルクソン本人の口から、生き生きと語られる「時間の哲学史」。

 

コレージュ・ド・フランスの講義、しかも口述筆記からの再現なので、資料的にも内容的にも最高の状態です。現時点で最高のベルクソン入門でもありますが、哲学史・時間の思想史に関心ある人は、みなさん唸ることになると思います。どこかで聞いたような既存の類品とはまったくちがう講義へ、ようこそ。

 

書肆心水のウェブサイトでは序文と本文の一部を読めます。


NEW!

白水社の雑誌『ふらんす』に合田正人先生より『再起動』(『解剖』『診断』を含む三冊)の書評をいただきました。webふらんすにて全文お読みいただけます。

 


NEW!

講談社学術文庫より、杉山直樹訳『物質と記憶』が出版されました。

第一級の専門研究者による訳として画期的なものです。既存の訳をお持ちの方にも、この新訳を機に改めてチャレンジしていただければと思います(『解剖』『診断』『再起動』を副読本に)。


『週刊 読書人』第3287号に掲載されている近藤和敬さんによる『再起動』書評が、こちらよりWEBで読めます。

 

小関彩子さんによる『解剖』書評と、青山拓央さんによる『診断』書評も合わせてご覧ください。

 


 デイヴィッド・クレプス(PBJ2016『診断』に登壇)編集による論集が出版されました。彼の序論(chap. 1 D. Kreps, "Introduction")と、平井のベルクソン論文(chap. 4 Y. Hirai, "Event and Mind")が収められています。

2019年5月。

 

Kreps, D. (ed.)(2019) Understanding Digital Events : Bergson, Whitehead, and the Experience of the Digital, Routledge. 

 

https://www.routledge.com/Understanding-Digital-Events-Bergson-Whitehead-and-the-Experience-of/Kreps/p/book/9780367144463

 

デジタルデバイスが人類史上未経験の速度で天然の感覚器官を拡張しつつ人間経験の質を書き換えているなかで、それらの課題に、ベルクソン・ホワイトヘッドの出来事存在論をベースに、多角的・学際的に取り組む論集。

 

技術哲学、現象学だけでなく、UI/UX、デザインなどの具体的な専門家も入ってるのがポイントで、僕自身シンポジウム当日はすごく勉強になりました。デジタル・テクノロジーが変容させていく人間経験、実在のバーチャルについて何かを考える人にとって刺激的な論集になっていると思います。

 

執筆陣も豪華。 Society for Philosophy and Technology議長のMark Coeckelbergh、デュランデュランのジャケットも手がけたデザイナー、マルコム・ギャレットMalcom Garrett、Centre for Computing and Social Responsibility (CCSR)代表Bernd Stahl、UX研究者のBush & Buie、現象学のTina Röckなど。

 


科研費・基盤B『意識に直接与えられたものについての試論』、無事採択されました。

 (ベルクソン『時間と自由』の総合的研究―国際協働を型とする西洋哲学研究の深化

 

Project Bergson in Japanとしては第四期になります(平井代表としては第二期)。

 

これから三年間(2019-2021)、今だからこそ見えてくるベルクソンの持続理論の射程を可能な限り展開し尽くしたいと思います。


 

PBJ『物質と記憶』研究の最終巻となる『ベルクソン 『物質と記憶』を再起動する』、発売されました。

 

※完売していて、問い合わせの多かった第一弾『解剖』も併せて増刷されます。この機会に是非『解剖』『診断』『再起動』、三冊お揃え下さい。

 

『再起動』の目次・序論・索引を以下でお読みいただけます。

http://www.shoshi-shinsui.com/SPL186.pdf 

 

なお『診断』は、amazonでは品切れor高値になっていますが、出版社在庫はありますので、ご注文いただければ他の本屋では定価でご購入いただけます。

以下はhontoのリンク:

https://honto.jp/netstore/pd-book_28755169.html


NEW! 『『物質と記憶』を診断する』について、日仏哲学会会誌『フランス哲学・思想研究』に、立教大学の國領佳樹さんによる書評が掲載されました。こちらでお読みいただけます。


NEW!

 

愛知医科大学医学部の兼本浩祐氏(精神医学、2016年登壇)による書籍『なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理』(講談社メチエ)が刊行されました。脳と心を扱われた前二著(『心はどこまで脳なのだろうか』『脳を通って私が生まれるとき』)の発展版として、PBJでの協働研究の成果を取り入れた内容となっています。「拡張ベルクソン主義」の精神医学分野への展開。


NEW!

 

沖縄科学技術大学院大学(OIST)のThomas Burns氏、谷淳氏(人工知能ロボティクス、2017年登壇)たちにより、拡張ベルクソン主義のアイデアを盛り込んだモデルが、2018秋(10月24日〜27日)の日本神経回路学会(JNNS)にて発表されます!(programNEW! paper論文本文が読めるようになりました。

 

Paper-ID: 84

A Bergson-Inspired Adaptive Time Constant for the Multiple Timescales Recurrent Neural Network Model, Thomas F Burns* (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University); Fabien C. Y. Benureau (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University); Jun Tani (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University)


NEW!

 

人工知能学会の学会誌『人工知能』八月号、特集「意識とメタ過程」にて、三宅陽一郎(ゲーム人工知能、2017年登壇)、太田宏之(神経科学、2016年登壇)、平井靖史(ベルクソン哲学、PBJ代表)の三名が、2016年応用哲学会でのワークショップ「〈意識の遅延テーゼ〉の行為論的射程――神経科学と 人工知能研究による「拡張ベルクソン主義」アプローチ」に基づいた論考を掲載。人工知能にかかわる研究者に、拡張ベルクソン主義の理念を紹介しています。

 

三宅陽一郎「人工知能・哲学・生理学の中心的課題としての意識」

太田宏之「行動の原因を探求する科学の歴史」(本文PDF

平井靖史「心と記憶力 ─知的創造のベルクソンモデル─」(本文PDF


NEW!

 

 

デイヴィッド・クレプス(社会情報システム論、2016年登壇)主催の、デジタル技術と時間経験をテーマとしたシンポジウム(英国、サルフォード大学)に、平井靖史(ベルクソン哲学、PBJ代表)が参加し、拡張ベルクソン主義に基づいた発表を行い、技術と人間経験の未来について報告してきました。

 

”Event and Mind: An Expanded Bergsonian Perspective”, 国際シンポジウム Colloquium on Understanding Digital Events, Salford University, MediaUK. 2018.06.14. (program)


NEW!

 

谷淳氏(2017年登壇)の所属する沖縄科学技術大学院大学(OIST)にて、セミナーを開催。人工知能ロボティクスを研究する人々向けに、平井靖史(ベルクソン哲学、PBJ代表)がベルクソンの可変マルチ時間スケールのアイデアについて講演してきました。

”How Time Makes Mind: An Expanded Bergsonian Framework for Consciousness Research”, OIST Seminar: Cognitive Neurorobotics Research Unit (Jun Tani), 2018/02/16 :link

 

※聴講した大学院生たちにより、このベルクソンのアイデアを盛り込んだモデルが、2018秋の日本神経回路学会(JNNS)にて発表されます!


 

日仏哲学会2018年春大会の前日ワークショップにて、三年間の第三期PBJ『物質と記憶』の総括を行います。

 

題目:「拡張ベルクソン主義は何をなしえたか・なしうるか——PBJ 2015-2017『物質と記憶』の総括と展望」 日時:2018年3月23日(金)16時30分−19時30分

会場:南山大学 名古屋キャンパス R棟56教室

司会進行役:安孫子信(法政大学)

コメント:安孫子信(法政大学) 杉村靖彦(京都大学) 三宅岳史(香川大学) 岡嶋隆佑(慶應大学) 米田翼 (大阪大学)

応答者:平井靖史(福岡大学)


時間から意識の問題にアプローチするベルクソン説の基本アイデアの一つは、〈意識の発生は遅さ、すなわち時間的引き延ばしを条件としており、逆に物質が意識を欠くのはその時間的延長が最短である(理念的瞬間で近似できる)ためである〉と要約できます。現在の心の科学と哲学によって、この考えを照らし返すことで何が見えてくるか。

 

こうした今期『物質と記憶』の研究モチーフについて詳しくは平井の「序論」(第一弾『『物質と記憶』を解剖する』所収)で論じています。書誌心水のホームページからサンプルPDFで読むことができます。なお、PBJ全体の経緯については藤田尚志氏による「はじめに」、どのような問題系がカバーされているかを一覧できる「索引」も同じく閲覧できます。


2017年10月刊行の『『物質と記憶』を診断する』について、『週刊読書人』2018年1月27日号に、京都大学の青山拓央さんによる書評が掲載されました。こちらでお読みいただけます。


2016年11月刊行の『『物質と記憶』を解剖する』について、日仏哲学会会誌『フランス哲学・思想研究』北海道大学の村松正隆さんによる書評が掲載されました。こちらでお読みいただけます。


(2017.02)『『物質と記憶』を解剖する』について、『週刊読書人』に、和歌山大学の小関彩子さんによる書評が掲載されました。こちらからお読みいただけます。